上のニュースについて。ニューヨークのダウ工業平均が1万ドルを割り込み、日経平均も一時1万円割れを記録するなど、全世界的に悲惨なことになっております。「全世界的に」なんて書くと、ちょっと自分とは遠いところの出来事のような気がしてきますが、全然そんなことはございません。詳しくは後述。
10月に入っても相変わらずいろんなことが起きております。リーマンの破綻でさえ、霞んでしまいそうな。というわけで今回も五月雨式に…
▼不動産・建設業界ボコボコ破産・民事再生
「不動産価格が値下がりするのでは」というマスコミなどの煽りを受けての消費者心理の冷え込み、鉄鋼やコンクリートなど原材料価格の高騰、銀行の貸し渋りによる資金繰りの悪化、それらが複合的にこの業界を苦しめ、今年多くの企業に引導を渡した。特に最近、新聞の経済面を開くたびに、大なり小なり、この業界の破産・民事再生ネタにお目にかかる気がする。そうやって一社また一社と潰れていくと、「いよいよこの業界は危ない」「マンションは今買うな」という風評へとつながり、悪循環を招く。
建設業界はしばらく本当に厳しいかもしれないが、不動産業界は身の丈以上に規模を追及しようとした企業が淘汰されているというのが実体。堅実に収益性のある不動産開発を手がけようという企業にとっては、土地の仕入れ価格も落ち着いてくる今後は大きなチャンスとなるだろう。そして不動産を買う側にも言えることだが、本当に良い物件はそうそう値段が下がらない。風評よりも、自分にとっての買い時をもっと気にしたほうがいいのかもしれない。
▼三越・イオンの店舗閉鎖
不採算店舗をたたみ、収益を確保しなくてはやっていけない百貨店・GMS。変わって元気なのが、アウトレットモール。スーパーやコンビニでもプライベート・ブランドが売れているそうな。本当に今は消費者が価格にシビアになっている。それにしても、大型のスーパーや商業施設は、地方に出店しては市街地の商店街を駄目にし、地域の基盤を根こそぎ奪った上で撤退していく。焼き畑農業のようだね。
どっかの街に「100円商店街」というコンセプトの商店街があるというニュースを見た。各店舗が100円で売れる目玉商品を用意し、それを武器に集客につなげようというのだ。エッジが立っていて面白い。氷河期は巨体を誇った恐竜たちが倒れ、小さな哺乳類が生き残った。鍵となるのは「適応力」。小さい商店ならではの生き残り方があるはず。
▼マスコミの不況
テレビも新聞も雑誌も大変なことになっております。新聞社の中には夕刊を廃止したり、配る地域を縮小したりという動きが出ている。雑誌も、「えっ、この雑誌がなくなるの!?」というような著名なものも含め今年をもって休刊・廃刊というのがかなりの数に上っている(もっとも毎年休刊・廃刊は一定数あるのだが)。世の企業も儲かっておらず、とにかく広告が入らないので広告収入が減少してしまった。さらに経営を圧迫しているのが紙代。紙の値段が上がっていて、これが相当負担になっているのだとか。すごい話だ…。
テレビ局も広告が入らない。もはや頼みはテレビショッピングと、所有不動産から上がる副業の収入。制作費がどんどん少なくなっていくと、もっと番組がつまらなくなっていくのだろうか。そう思いきや、あの地味なBS放送が今年初めて黒字達成だそうで。ゆる〜い雰囲気の紀行番組とか、自然番組が人気だという。このへんも、テレビ復活の鍵となっているような気がする。
▼巨人と阪神のペナントレース
夏ごろは阪神が優勝するものとばかり思っていましたが…巨人はすごいね。しかし、野球が盛り上がる機会は今を置いて他にないという状況であるにもかかわらず、日本テレビは巨人戦をろくに中継しようともしないという有様。完全に見捨てられております。ちなみに個人的には、どっちが勝とうがどうでもいいっす。
▼加勢大周、大麻と覚醒剤所持で逮捕
供述では「大麻は種から育てた」と語ったという。法政大学の学生たちもやっていたらしいけど、いい加減インドで暮らせって。大麻吸い放題だよ〜。
▼金融不況の連鎖
冒頭の続き。ずっと昔このブログで、株取引に挑戦というような記事を書いていたと思います。断続的に手を出していたのですが、もうあきませんわ…。いよいよ撤収いたします。
期待に胸を膨らませて注ぎこんだ資金は、ライブドアショック、村上ファンドショックなどの荒波にもまれ、時には難破しかかったときもありました。それにもめげず、なんとか持ちこたえていたのですが、結局一度もプラスに転じることのないまま、今回の一連のサブプライム恐慌に飲み込まれてしまいました。トータルでは百万超の損失を出して終了…。あまりにもふがいない有様ですが、嫁にも半ギレされ(笑)、その他諸般の事情もあり、撤収でございます。
まあたしかに、株式投資は素人が手を出したら危ないのは当たり前。けれど今回のサブプライム恐慌はそれだけでは終わりませんでした…。株を始める前に、手堅く儲けようと始めていた投資信託。順調に資産が積みあがっていたはずなのに、ここにきて一気に元本割れですよ。この数年間は一体なんだったのか…。損失を出すために続けることになろうとは。
正直わしの損害はまだ軽いほうだと思います。退職金を投資に回したお年寄りとか、今回どれほど損失出しているのだろうか。一時期合言葉のように「貯蓄から投資へ」と叫ばれ、優遇税制なども敷かれ国家総出で投資を応援した結果、結局20兆円の資産が跡形もなく消え失せてしまった。リスクは承知の上とはいえ、生きるために必要なお金を失ってしまった人はどうしたらよいのでしょう。
株価は生き物ですので「今が最高の買い時」という考え方もあると思うし、おそらくその通りだと思うのですが、個人的には損を確定してみて、やっとこさ投資の恐ろしさが分かったような気がしますね。しばらくはこりごりですが…また余裕資金ができたらやろうっと。

