2009年03月19日

久々に、五月雨式に雑感


暖かくなってまいりました。ありがたいことです。花粉や黄砂は飛びまくっているようですが。

上のニュースについて。また負けてしまいました、サムライ・ジャパン。日本では相当盛り上がっているこのWBCですが、今一つ流れに乗れていない私であります。日本は韓国に勝ったと思ったら負け、それでいて強豪キューバには快勝し、でもまた韓国に負け、それでまたキューバと対決…と、ファンは一喜一憂。どうも「敗者復活」的要素が多すぎるのが釈然としない。仮にこれで優勝して「世界一強い」ということになったとしても、あんまり腑に落ちない感じがするんですよね…。

さて。タイトル通り五月雨式に参ります。中身も相当ばらつきがあります(笑)

▼日テレ「バンキシャ!」問題

ついに久保社長が引責辞任となりました。社長が辞めておきながら番組は存続ということも考えられないので、おそらくこの番組も打ち切りになるのではないでしょうか。それにしてもこの問題、今回ものすごくセンセーショナルに報じられましたが、テレビ番組制作に携わる多くの人たちにとっては、とても他人事とは思えない恐ろしい事件だったと思います。

「裏をきっちり取っていけば、嘘だと見抜ける証言だった」との批判は、自分が制作の当事者だったら決してやすやすと口にすることはできないはず。テレビ(に限らずマスコミ全体)の広告収入が:激減する中、どんどん番組の制作に費やせるお金がなくなっていっています。番組制作の発注を受けているプロダクションも、当然低コストでの制作を余儀なくされる。それは、取材に人的・時間的・物理的なコストを充分注いで番組を作ることができなくなるという問題に直結します。そんな中で、ひとつひとつの事象に対して、じっくりと真偽やウラを検証することが可能かどうか。またそれがきちんと行われているとチェックすることが可能かどうか。

おそらくは「バンキシャ!」の制作チームも、相当費用の面でシビアな状況に追い込まれていたのではないか。今回の事件は、ギリギリで回っているテレビ制作の現場に光を当てると同時に、これが氷山の一角でしかない、下手をすれば今後立て続けにこの手の問題が起こることを予感させるもののように感じます。


▼押切もえ「モデル失格」を読んで

わたくし、気がついたら押切もえさんのファンっぽいです(笑)。その証拠に、買ってしまいましたよ。彼女の自伝?「モデル失格」を!!アマゾンで。しかも中古で(余談ですが、本当のファンというものは、本やらCDやらは2つ買うらしいですね。保管用と、使う用に。そういう意味では中古で買っているわしなどは、「ファン」と呼ぶには程遠い存在なのかもしれない)。

彼女は女性ファッション誌「AneCan」の専属モデルですが、別に「AneCan」を毎号買って穴が開くほど観賞しているわけではありません。雑誌「AERA」やテレビの「アメカフェ」を読んだり見たりしているうちに、がんばっていい仕事をしよう、成長しようとしている様子に心を打たれ、ファンっぽくなったという次第です。要は努力家に弱いのです。

この「モデル失格」も、「AERA」の中で宣伝していたので、これは絶対読まねばと思って、かぶりつくように読んでみたのですが、まあ並の内容でしたねー(笑)。内容が結構重複しており、言いたいことをまとめると3ページくらいに収まってしまいそうな気がしました。ただ、これは良いなと思える部分もありました。ホノルルマラソンに出場することになった彼女が、気が進まないトレーニングをこなすために自分に言い聞かせた言葉。「つらいマラソンを走り終えた自分は、きっとそれまでの自分とは違う存在になっているはず。ゴールの向こうで待っている新しい自分に会おう。そのためにがんばって走ろう」。

意訳していますが、こういう心の持ち方ってすごく良いですよね。肩肘張らない、すごく自然でポジティブなモチベーションの作り方というか。ちなみにわしなども、朝起きて「今日は厄介な仕事がいろいろあって嫌だなあ」と身体と気持ちが重くなることがあるのですが、家を出て歩いているうちに自然と、「これも自分が成長するための良い機会に違いない」と、勝手にマインドが変わっていきます。毎回不思議でしょうがないんですがね。3歩歩くと忘れるというニワトリに性質が近いのでしょうか…。

まあ、そんなわけで、読んでみて下さい「モデル失格」。


▼「機動戦士ガンダム00」がつまらない

TBSで日曜の夕方にやっているアニメ「機動戦士ガンダム00」。あと2回くらいで終了ですが、ここに来て、圧倒的につまらないです。うちの奥さんはこのアニメが大嫌いで、わしは録画してわざわざ深夜に見ていました。「なんでこんなに面白いものが嫌いなのか」と考えていたわしですが、今では何も言えません…。

深く批評する知識と知見を有しておりませんので簡単に書きますが、まず強さのインフレ化が著しい。切り札的な技(機能?)「トランザム」が乱発されすぎて有難みがない。あとはキャラクターの人格がおかしい。みんなどういう思いでこの戦争を行っているのか知らないが、戦争ってそんなもんじゃないだろう、と。特に人間の進化系とされる「イノベーター」と呼ばれる人たちは、どこが進化系なのか良く分からないくらい浅はかな感情に動かされて行動し、むざむざと死んでいっている。そして何より、噛ませ犬的な死に方があまりにも多すぎ(笑)。命を大切にね!

キャラクターが売り物のアニメなので、話が個人対個人に収斂されていくのは仕方ないにしても、せめて「戦争の凝縮された図」が無いと、なんとも浮ついた内容になってしまう。戦争という派手な舞台でやっている喧嘩なので、見ていて白々しい思いがする。

先日、従軍記者も経験している93歳のジャーナリスト・むのたけじ氏の著書「戦争絶滅へ、人間復活へ」を読みました。戦時下の強姦や慰安所の様子が生々しく書かれていました。また、ETV特集の「イラク戦争検証シリーズ」を見ました。米軍によるイラク軍捕虜への数々の虐待事件の検証がテーマでした。まあ暗澹たる気持ちになるわけですが…こういうドンパチの外延にある、けれど本当に戦争の闇が詰まった部分に光を当てるようなエンタテインメント作品って、成立しないものなのかしら。テーマは臓器売買なのでちょっと違うけど、「闇の子供たち」もあんまり流行らなかったし。商業ベースでは「おくりびと」のようなヒューマン路線がぎりぎりのラインなんでしょうかね。

あ、ちなみに「おくりびと」は、わしの地元が舞台となっています。アカデミー賞受賞のときは一気に沸きましたが、これが観光誘致などの実利にまでつながるかどうか。つながってくれればうれしいのですが、どうなるでしょうね。
posted by サイダー at 09:41| Comment(0) | TrackBack(1) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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