上のニュースはこれまで書いたクルドの話の続報。トルコは本気のようです。アメリカが止めても聞かないとは。拠点を追われたクルド人はおそらく南に逃げることになる。つまりはイラクの中央部に向かって武装したクルド人がなだれ込んでくる。こうなれば治安の混乱は避けられない。アフガニスタンで敗走したタリバン残党が国内各地で略奪などを行っていたのと同じような構図でしょうか。イラクの保護者・アメリカとしては避けたいところ。わしはトルコのことも好きなんですがねえ。なんだかねえ。
ところ変わってここ日本。だんだんと日差しも暖かくなってきて、春の訪れが待ち遠しい今日この頃です。街行く人はまだ黒っぽいコート姿が目立ちますが、そのうち服装も春めいてきて、一気に心躍る季節がやってくるのでしょうかね。
もはやこの季節の風物詩ですが、駅前なんかを歩いていると、リクルートスーツ姿の学生を良く見かけます。「売り手市場」なんて言われていますが、まあどの年だろうと当事者にとっては、慣れないことばかりで緊張と疲労の連続でしょう。がんばってほしいと思います。
で、気になったのが2月23日付けの日経新聞「春秋」(以下引用)。
「ロビーでの着替えはご遠慮ください」。そんな呼びかけを張り出すべきか悩む会社があるという。相手は就職活動中の学生。会社訪問は私服で、とする企業が増えた。指示なしならスーツだ。複数企業をはしごするため志望先の玄関で着替える学生が現れた。最新の大学生事情に詳しい評論家の石渡嶺司氏が「最高学府はバカだらけ」で紹介するエピソードだ。自宅などで準備すべき志望書を受付脇やビルの前に座り込んで書く学生も多く、記入用の部屋を用意した企業もある。
もし就職活動中の大学生でこの「隠れキリシタン」を読んでいるという奇特な人がいたらぜひ教えていただきたいのですが、これって本当のことなんでしょうかね…?
会社のビルに入る前に、ガラスのドアに自分を映してネクタイを締め直す、なんて微笑ましい光景は良く見た気がするけど、さすがに着替えたり書類をその場で書いたりというのは見たことがない。KYなんて言葉が話題になったにもかかわらず、逆にKYな学生が増えてしまっている状況とは。そのうち「学生の品格」なんて本が出されるんじゃないかね。まあそういうところで学生を甘やかしている企業も企業。ぬるい関係に立たなければ、「売れっ子」たちは他社に流れていってしまうということなのかしら。
ちなみに自分の体験を語りますと、OB訪問にやってきた学生で、約束の時間を10分過ぎたころに電話があり「30分遅れる」というので待っていたら、結局一時間近く遅れてやってきた子がいました。それだけならまだ良いんですが、うちの社の会社案内を封筒に入った状態で持ってきて、わしの目の前で初めてそれを開けて「ああこんなことが書いてあるのか」と。さすがにわしも呆れ果てて、これは本人のためにもちょっときつく言ったほうがよいと思って注意をしたら、泣かせてしまいました(笑)。あれは一生に一度の経験だろうなあ…。
こういうのって、結局は相手からどう見られるか・思われるかの想像力に尽きるのでしょうか。そういうわしもまだまだですが。俺の感覚からすると、ネット時代に生きる若者のほうが、空気を読む力は長けていると思うんだけどねえ。
さて、ちょっと話は変わって。就職活動に関して、よく志望者の多い人気企業ランキングなるものが新聞やらテレビやらに出ているじゃないですか。商社やらテレビ局やら大手の企業ばかりが名を連ねているあの順位表。あれはいったいなんのために報道されているのかね。今年の志望の状況を世の中に伝えているというニュース的な面はあるものの、それ以上にマイナスの効果が大きいように思える。学生の目を大きくて強い企業にだけ向けさせてしまうし、そういう人気の企業に内定をもらえたから「偉い・優れている」という錯覚を起こさせてしまう元にもなる。
なかなか光が当たらないけれど、実はこんなに素敵な企業・素敵な職場があるんですということを伝えることが、この場合の報道の役目なのではないかと思います。大きい企業の良さを伝えるより、小さい企業の良さを見つけ出して伝えることって、きっと難易度も高いし、その分やりがいもあることだと思うんですがねえ。
とまあ、今回はぬるーい文章ですが、こんな感じで失礼します。


メディアでいう「今の若者」が空気を読んでいるのは、相手目線に立った気配りからではなく、自分が傷つかないための方便なのかな、という気がする。だから、自分への直接的な支配力をもつ相手(面接官、友人(?!)…)に対しては、自分が働いた無礼への報復を恐れて気を遣うけれど、それに囚われるあまり、世間一般に対してまでは気が回っていないのでは??自分を客観視できていないというかね。ま、私を筆頭に「汝、恥を知れ!」というところでしょうか。
それにしても本気で怒ってあげるとは、サイダクンも懐深いね。感心、感心。「笑顔でバイバイ♪」も十分ありえた選択なのに。いつかその方も御社での面接を思い出すことがあるでしょう。話は逸れますが、かくいう私も、「若いうちに怒鳴られる、または全否定される経験をたくさん積みなさい」と諸先輩からよく言われます。両親はそういう教育方針ではないので、制裁として食事を与えないとか、感情的で理不尽に怒るとか、ましてや暴力を振るうというのは生理的に理解できない。そこまでではないにしても、高圧的な付加の掛け方に慣らされていくというのは、果たして必要な経験なのかなあと結構本気で考えます。
もう3月だね。春は別れの季節、出会いの季節でありまする。
ちょうど自分でも「最高学府・・」を読んで記事を書いたところだったのでTBさせてもらいました。
今のわしは仕事で結構高圧電流をかけられていますよ(笑)良い意味での太さを身につけるにはやっぱ必要だろうね。転職とかをどんどん推奨する立場からは、「無理して続けるよりも、自分に合った職場を」なんて言うんだろうけど。
>NEET東日本さま
ご無沙汰してます。元気があれば何でもできますよ(笑)応援しております。
>kameichiさま
コメントいただき、恐縮です。
こちらは中身も読まず、日経に書いてあることをぱくっただけの浅い内容ですみません…。なかなか面白いライターさんですね。
私は現在就職活動をしている者です。
私が就活中に見てきた中では、「春秋」に書かれた様なKYな学生はお見受けしませんでしたが…
しかし某社での社長公演会中にひたすら喋っている学生は居ました。
OB訪問でそんな失礼なことをした学生が居たのですか…もう就職活動とかそれ以前の問題ですよね。
人それぞれなんでしょうかねえ?
自分はその様な事を決してしない様に気をつけます…。
就活生の意見を求められていた様なので書き込みさせて頂きました。
いつの時代も教育は大切ですね。
突然の書き込み失礼致しました。
コメントありがとうございます。
恥ずかしながら自分もそういう部分があるのですが、自分では何も悪いと感じずに、傍から見ると結構とんでもないことをしているということがありますよね。「人のふり見て〜」というのは、非常に意味のあることわざです。
就職活動は現在も継続中でしょうか。良い結果になりますよう、お祈り申し上げます。
◆急務は「現在の雇用」
政治(与野党共)もマスコミもジャーナリストも、皆大変だと言葉だけの心配に留まっているように思われます。と言うのは、「労働者派遣法改正案」は見直し審議待ちの足踏み状態で進展しておらず、その先が見えないため、「派遣切り」に歯止めがかかりません。「派遣切り」を加速させている要因は、政府及び厚生労働省の不十分な対応にあるということを理解しているのか疑いたくなります。いったい「雇用対策」はどこへ行ってしまったのでしょうか?とくに製造派遣の「抵触日(3月1日)」が過ぎてしまった現在のわが国において、最重要視されるべき課題はまさに「雇用対策」です。「雇用対策」ができれば、わが国の景気の底支えは可能です。雇用が底支えできれば、将来に対する不安も緩和されます。何といっても一番は「現在の雇用」です。数年先の雇用対策では意味がありません。
◆救済手立ては「雇用創出プラン(福祉雇用)」!
詳細は下記のブログをご参照下さい
◆人事総務部ブログ&リンク集
http://www.xn--3kq4dp1l5y0dq7t.jp/
◆本当に「雇用のミスマッチ」なのか
世界同時不況による異常な雇用危機に対し、地方自治体が実施しているのは2〜3ヶ月間の臨時短期雇用のため、期限到来で終了してしまいます。次の一手をどのように考えているのでしょうか。実際のところ、政府や厚生労働省は掛け声だけで地方自治体に一任(丸投げ)です。マスコミやエコノミストは、人材が不足している「介護・農業・林業」分野に人材をシフトすべきと、ひたすら「雇用のミスマッチ」を訴えています。しかし、この雇用危機に対して、一体誰が真剣に考えているのか疑わざるを得ず、製造業に従事している非正規労働者の生活を真剣に心配しているとは思えません。
雇用創出プランは下記のブログにてご確認下さい
◆人事総務部ブログ&リンク集
http://www.xn--3kq4dp1l5y0dq7t.jp/